「比例は共産」広がる期待 総選挙きょう公示
安倍政治退場の一番の力
候補者・支部・後援会 訴えに共感
日本の命運がかかった衆院選の公示(10日)を前にした9日、日本共産党は党幹部を先頭に、比例・小選挙区候補、党支部・後援会が「比例は日本共産党へ」と宣伝、対話・支持拡大に全力で取り組みました。「自公とその補完勢力」対「市民と野党の共闘」という「二極対決」の構図が鮮明になるなか、全国どこでも「ぶれない党」「大義を貫く党」=日本共産党の議席を伸ばすことが、安倍暴走政治退場の一番の力になるとの訴えに期待と共感が広がりました。
(写真上)東京ナースファンクラブの人たちとマイクで訴える小池晃書記局長と谷川智行衆院東京比例候補(その右)=9日、東京・新宿駅前
日本共産党の小池晃書記局長の演説中にみるみる聴衆の人垣がふくれあがった、東京ナースファンクラブの「白衣の宣伝行動」。小池氏が参院選、衆院選での共産党躍進が野党共闘の推進力になったと紹介し、「政党の価値が問われる選挙です。共産党は市民との約束は絶対に裏切りません。皆さんの願いを政治に届けます。安倍政権を終わらせる選挙にしよう」と力強く訴えると、立ち止まった人たちから大きな拍手が起きました。
各地の宣伝でも大判プラスターを掲げ、反響が広がっています。仙台市では「共産党は頑張ってるね」と声をかけていく女性など注目を集めました。
自民党前職と希望の党元職と、日本共産党のもうり栄子候補の対決になっている長野4区での宣伝活動でも大きな反響が。自民党前職を長年応援してきたという男性からも「安倍首相のやり方はおかしい。孫のことを考えたら、共産党と、もうりさんに絶対勝ってほしい」との声が寄せられました。
「私たちは選挙区候補をおろし、無所属で出る小沢さん(一郎前衆院議員、自由党代表)を推すことになりました。比例では日本共産党へ」と訴えているのは、岩手3区の日本共産党の支部と後援会。
小沢氏の後援会幹部も「前回2万4000票をとった共産党が自主支援してくれるのだから、(比例は)共産党だろう」と歓迎しており、対話のなかでは小沢氏の熱心な後援会員の男性が家族と従業員の6人の比例支持を約束するなどの例も出ています。
連日センターで対話に取り組む秋田市雄和支部では、「安倍さんの冒頭解散をどう思いますか」「おかしい。勝手ですね」などと対話が弾んでいます。仲間の集まりで「だれに入れたらいいのか」と話題になるという高齢の女性には、「戦争する国にさせてはいけない。日本共産党は市民と野党の共闘の信念を貫いています」と訴え。「小池(百合子)さんは自民党と同じことしかしゃべらない。共産党が頑張って、いけないことはいけないといってほしい。戦争は絶対にいけない」と支持を表明しました。
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